「いつも休みの日にはお店から電話がかかってくる・・・。全然休んだ気がしない。一体どうしたらいいんだろう・・・。」

 

このページは、飲食店長でそんな切実な悩みを抱えている人の疑問にお答えします。

 

 

私自身も飲食店長時代に、休日のお店からの電話に悩まされた時がありました。

 

結論、対策法を言うと、

 

・しっかりした仕組みを作り上げる

 

・その仕組みが作れるお店(会社)かの冷静なジャッジ

 

です。

 

 

人手不足が叫ばれる中、

 

「飲食店長なら休日に電話がかかってくるのは当たり前。電話がきたらその都度、対応すればいいや。」

 

こういった考えでは、根本的な問題解決ができず、いずれ息切れを起こしてしまいます。

 

 

 

重要なのは仕組み作り

多岐に仕事内容が渡る飲食店長のメインは何でしょうか?

 

売上を上げる

アルバイト教育

全体的な管理

 

色々ありますが、その究極は「自分がお店にいなくても円滑に回る仕組み」です。

 

スタッフは店長がお店にいないことで対応できないから電話をかけてきているので、あらかじめトラブルケースを把握しておき、それに対する対処法をねっておく。

 

例えば、

 

レジ金が合わない場合なら、軸になるリーダーバイトに現金差異報告の書き方を教えておく

 

発注ミスなら、対処法のフローチャートを作っておき厨房に貼っておく

 

など。

 

仕組みを具体的・詳細に作っておき、「ここまでやるの?」というぐらいオーバーに作り込んでおく。

 

 

 

1番厄介なのが、「欠勤者が出たので臨時出勤して下さい」

とはいえ多くの飲食店では大抵の業務がマニュアル化されているために、業務上の不具合で電話がきても確認程度で終わることが多い。

 

一番の問題は、

 

 

「店長、〇〇さんが風邪で欠勤になりました。代わりに出てきてもらえますか?」

 

 

この電話。

 

これが本当に厄介。なぜならこういった類の要請がかかると、遠出や旅行などの計画も建てられなくなる。

 

 

対処法としては、

 

・一回目の電話には出ずに留守録で確認する

・意地でもでずにやり過ごす

・休日はスマホの電源を切る

 

この3パターンしかない。

 

 

ですがぶっちゃけ、この対処法はその場しのぎで、休日のたびにこんなことをやっているわけにもいきません。

 

休みなのに電話がかかってくる。あわよくば出勤要請がかかる。こういった事実は、そのお店(会社)にそもそもの根本的な欠陥があると言えます。

 

 

仕組みが作れる体制ができない古い体質なのです。

 

 

店長が休みの場合、普通は代替の社員が穴埋めする

社員の休日をアルバイトで埋めようとする。この発想は会社の体質が反映されています。

 

どんなサービス業でも、店長の穴埋めは、

 

・上司のマネージャー

・社員の副店長

 

が行うのが普通だし、なによりも一番スムーズ。

 

会社側としても同じ立ち位置の社員が代替えを行ったほうが、報連相も楽だし、何よりも安心できる。

 

それができないということは、会社側ができない理由を抱えているから。

 

例えば、

 

 

[check2 color=”orange”]・人手不足なのに24時間営業を敢行

 

・社員が集まらないのに店舗を増やす[/check2]

 

 

こういった事実がある。

 

裏を返せば、人員がどんどん辞める会社。店舗数だけでも増やさないと売上が保てない。こういった事実も反映しているのですね。

 

 

これってハッキリ言って、今の世相の真逆を行っている発想です。

 

 

 

ホワイトな飲食店は人材をめちゃめちゃ大切にする

ホワイトで健全な飲食店であれば、休日に電話をかける。あわよくば店長に欠勤者の穴埋めをさせるなんてことはしません。

 

というより、店長が休みをとったぐらいでは体制が崩れる事自体がそもそもない。

 

 

[normal_box2 color=”orange” border=”b3″]・アルバイトの教育が行き届いているのでむしろ休みが多い

 

・社員が1店舗に2人以上在籍している

 

・マネージャーが頭脳明晰で、休みが減ると退職されることをよく理解している[/normal_box2]

 

 

こういった社風が浸透しています。

 

 

ブラック企業であれば、

 

「社員は人の倍働いてなんぼだ!長時間働くのが店長の美学!」

 

という考えなのでしょうが、ホワイトな会社であれば、

 

「同じ会社の人間とはいえ、休日に電話をかけるなんて失礼。」

 

こう考える。

 

 

さらには、人間を尊重し合う体質が社員の離職率を下げ、結果的に、営業や調理においても高いパフォーマンスを発揮することを理解しているのですね。

 

 

日本の人口が減っている事実を把握し、その中ではお客さんのニーズも変化してくる。客のニーズにどう対応し、どう売上を伸ばしていくか?

 

を上長が理解している。

 

 

むしろ、最近の新興飲食店ほどこういった体質なんじゃないでしょうか?

 

 

将来性のあるホワイト飲食店を探す方法の記事

 

 

 

今のお店が人材を大切にしない会社なら

休日にお店や事務所から電話がかかってきた。どうせろくな報告ではないだろうから出なかった。

 

 

冷静に考えてみて下さい。これってかなり異常な状態です。

 

 

[normal_box2 color=”orange” border=”b3″]会社は会社で、プライベートを無視して店長に電話している。あわよくば出勤させる⇒利用しようとしている

 

店長はそれを勘ぐってあえて電話にでない⇒そういった立ち回りが適切な対処法と勝手に自覚している[/normal_box2]

 

 

これってお互いのベクトルが、かなりずれていることを意味しています。

 

 

もしあなたがこの立ち回りでその場をしのげたとして、将来、部下に同じ問題で相談されたらどう答えますか?

 

 

「休日の電話は出るな」と言えますか?そんな会社で頑張れと胸をはれますか?

 

 

仕組みが整わない、人材を大切にしない会社にいると本来備わらなくていいはずの知識や経験が育ってしまいます。

 

そういった社風のほうがやりやすいというのであれば、そのお店に留まることをオススメしますが、ブラック企業が淘汰されていく昨今、現実的ではありません。

 

 

人材を大切にするお店に身を置き、これからの営業スタイルのノウハウを学ぶ。この方がよほど建設的ではないでしょうか?