睡眠不足の飲食社員に知ってもらいたいこと!

長時間拘束の飲食社員。

 

ましてや深夜営業や24時間営業の業態では、家に帰れないなんてこともザラにあります。

 

とかく睡眠時間の確保もままならない状況に陥ります。

 

なんでも職種別で、飲食業社員の睡眠時間はワースト3に入るとか・・・。

 

そんな睡眠不足な飲食社員に知ってもらいたい事を書いていきます!

 

 

店舗に寝泊まりが普通の業界

普通の企業・会社で仕事が終わらないから、事務所のソファーで寝泊まりする。

 

こんな会社は少ない。

 

そもそも徹夜なり帰れないの事情を業務の中で抱えているなら、普通、仮眠ができる休憩所なり仮眠室なりが用意されている。

 

しかし、こと飲食業に関しては一風変わっている。

 

営業時間が深夜帯まで伸びている事もあり、得てして帰りたいのに帰れない人が続出するのです。

 

特に都心で電車通勤している人などは、悲惨で終電までに業務を終えないと、

 

 

[check2 color=”orange”]・始発まで駅周辺で待つ

 

・満喫に行く

 

・そのまま店舗で寝る[/check2]

 

 

 

この3択を迫られることになるのです。

 

得てして金銭的な事情や、お店での残務などを終わらせる事を考慮し、そのまま店舗に寝泊まり・・・。

 

そんな事が日常茶飯事なのです。

 

そりゃあ睡眠不足にもなるわけです。

 

 

寝る場所はお座敷かバックヤードがお決まり

当然ながらお店にはベットやソファーなんぞの寝具はありません。

 

毛布や枕ももちろん無い。

 

寝るとなると、こあがりのお座敷か、事務所のバックヤードにダンボールを敷いて寝ることになります。

 

 

[normal_box2 color=”orange” border=”b3″]・ベット⇒ダンボール

 

・毛布⇒私服・エプロンなど

 

・枕⇒自分のバックかマニュアル本 [/normal_box2]

 

こんな3点セットを駆使し決死の睡眠時間確保に出るわけです。

 

 

当たり前ですが、快適な睡眠なんぞ得れるはずもなく、寝てるというよりただ横になっているだけといった感覚。

 

しかもお店って真っ暗になり人気が静まると、

 

ゴキブリやネズミなどがカサカサ動き出し、気になって睡眠どころではなくなります。

 

夏場は蚊もでるので、こんな中ではとてもじゃないが寝ているとは言えない状態。

 

朝起きて始発で帰る選択肢もあるが、もうすぐランチ営業も始まるので、このままシフトインしてしまおう。

 

こんな事を繰り返していくうちに体はどんどん疲労していくのです。

 

 

睡眠不足は肥満を招く

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痩せている人もいる一方で、飲食店ではよく肥満の社員をみかけます。

 

こんだけ長時間働いていると、カロリーも消費するし痩せるんじゃ・・・。

 

普通に考えれば、こうなるのでしょうが、

 

 

逆なのです。

 

 

慢性的に睡眠不足の飲食社員は、起きている時間が長いことからカロリー消費量が多いため、空腹になりやすいのです。

 

自分でも知らず知らずのうちに食事量が増えており、カロリーを多く摂取してしまうのです。

 

賄いなど、ご飯をてんこ盛りにしてたいらげてしまう。(それこそ茶碗がボール)

 

また得てして深夜に食事を取る生活スタイルなため、深夜帯は副交感神経の関係で体が溜め込みモードに入るため、カロリーを消費しにくい。

 

ましてや賄いが遅めの店舗では、ますます消費が遅い。

 

そのため飲食店の社員は太っている人が意外なほど多いのです。

 

ホント、不健康極まりない職業ですね。

 

 

イライラしている社員が多いのもみんな睡眠不足

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店長やマネージャー、先輩社員をみているとなぜかよくわからないことでイライラしている社員が多い事に気づきます。

 

綿密な報連相をしたほうがいいと思って、詳細な報告や質問をするだけで不機嫌そうに、

 

「あー。そうだね」

 

とそっけなく切り返される。

 

人によっては、アルバイト達のいる前にも関わらず、

 

 

[box_cf icon=”man” color=”orange”]おめえ、マジで使えねーな!(怒)[/box_cf]

 

 

 

こんな暴言を吐き捨てている社員も多々いる。

 

イライラの原因も様々なのでしょうが、その一つに睡眠不足が起因しているのも確実です。

 

体が疲れてイライラしているにも関わらず、更には

 

 

・売上予算

・バイトの人員確保

・社長のムチャぶり

 

 

こんな事まで迫られ頭がおかしくなりそうになってくる・・・。

 

 

最後に:このまま飲食業にいる限り環境は変わらない

脳科学者の茂木健一郎氏も言います。

 

 

充分な睡眠が取れていない人は集中のためのエネルギーが少ないため、高い集中力を発揮することができません。

 

エネルギーが高い状態で取り組むこと、また、エネルギーを枯渇させないことがポイントです。

 

 

まさしく睡眠不足の状態では十分なパフォーマンスを発揮する事はできないのです。

 

この状態で業務に励んでいたところで、売上もヘッタクレもないのです。

 

イライラで気分屋の店長にはアルバイト含め誰もついていかない。

 

これがプライベート的な理由などで、一時的な睡眠不足に陥っているならまだ妥協できるかもしれません。

 

その問題が解決されてしまえば、また体を休めることは十分にできるでしょう。

 

しかし飲食業という構造上の問題で、帰りたくても帰れないというループにハマっているなら注意が必要です。

 

責任感の強い人ほど、俺が俺が、と問題解決に乗り出しがちです。

 

結果、どんどん仕事が膨大になり帰れなくなるという悪のループに増々はまっていってしまいます。

 

 

当然の事ながら、飲食店はそれに対する見返りなどは皆無です。

 

 

自分自身の貴重な人生という時間を投資しても、何も還元してくれないのです。

 

寝る時間を惜しんで、必死に事業に貢献しても、その見返りは

 

 

「単なる疲労」

 

 

だけ。です。