きつい仕事。飲食業がそのランキングにほぼ確実に上位する理由

世の中には過酷でハードな仕事が多数存在します。

体力勝負の引っ越し業者や、精神的に追い込まれるクリエイター業などなど。

しかしそんな中でも、きつい仕事ランキングに必ず上位参戦してくるのがこの飲食業です!

今回は飲食業がきつい仕事ランキングに上位するその理由を徹底解説します。

そして、

もしあなたが現状の飲食店で「きつい」「しんどい」と感じているのであれば、ぜひとも他業種への転職検討することをおすすめします。

接客・調理なのに思いのほか体力勝負という矛盾

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飲食店での代表的な仕事は接客と調理です。

誰にでもできる軽作業のイメージが先行します。

確かに作業という部分にフォーカスして見れば、さほどきつい仕事とは言えないかもしれません。

しかし飲食店ではここに無理な品質向上のうえスピードを要求してくる。その為、単なる軽作業が一気に負荷のかかる体力作業になってしまうのです。!

昨今の人手不足にもあいまって、大抵のお店では最低人時でお店を切り盛りしているところがほとんど。

全ての作業に尋常ではないぐらいのスピード性が要求されるのです。

飲食店のきついところ

・揚げ物を揚げながら野菜を炒める

・ドリンクを作りながらオーダーを受ける

・レジをしながらフロントの客を案内

・発注をやりながら日報の作成

これは一例ですが、とにかくワンウェイツージョブ、スリージョブが当たり前のように要求されるのです。

しかもドンドンやっていかないと、最終的に締めの作業が間に合わなくなり帰れなくなるおそれが生じるため、半自主的にやらなければならないという苛酷さ。

単なる軽作業かもしれませんが、それが二重三重にもなって積み重なってくるのです。

それでいて長時間拘束なので、体力までも要求される・・・。

これがやってみると想像以上にシンドイのです。

採用面接で過去のスポーツ歴を問われる理由

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そんな体力勝負の飲食店。

新入社員の面接では、ほぼ確実に「過去のスポーツ歴」の質問がなされます。

これ、表向きはどんなスポーツをやってきたかで、協調性や自発性、忍耐力などを探っているように見えます。

しかし本当の意図は、

劣悪飲食店は応募者のこんな部分を見ている

・そいつにどれだけ体力がありそうか?

・どれだけ理不尽な事にも文句なく耐えてくれるか?

・気合、根性などの曖昧な精神論を飲み込んでくれる体質が備わっているか?

この2点です。

そのため、サッカーやバスケ、ラグビーなどの、より持久力を要し激しいスポーツを取り組んできた人間ほど好まれ採用されやすいのです。

黙々と練習に励んできた人間。多少大変な事が起こっても不平不満を言わない人間。こういった人材が重宝されるのです。

当然の事ながら、これは社員面接だけでなくアルバイト面接においてもなされます。

飲食店はスポーツマンシップを、いいように使い勝手よくビジネスに転換したふざけた業種なのです。

マニュアルが徹底しているお店ほど経営者の操り人形に

世間の飲食店では基本的にマニュアルが徹底されています。

・新人を効率よく教育するため

・マニュアルはできない人間が高次元の仕事をするため

このように理由はどうあれ、様々な理屈をつけてマニュアルを構築しているお店は多い。

しかしこれ、全ては経営者が社員を操り人形化するための下準備にすぎません!

実は飲食店のマニュアルには、経営陣の不遜な思惑が盛り込まれていることが多い。

本来的にはマニュアルというものは、お店のオペレーションをスムーズに行うためのものです。

しかし、こと飲食業に関して言えば、マニュアルはハードできつい仕事内容を簡単でやりやすいものにカモフラージュするために作られたようなもの。

社員を自分らの思い通りに飼いならすために、経営陣が都合のいいように作りこんでいるものが多数なのです。

その証拠に、飲食店のマニュアル通りにやっていると、同じ壁や似たような疑問点にしかぶち当たらなくなります。

一体どうゆうことか?

ようは同じ問題提起や質問が浮かび上がるようにマニュアルに工夫が凝らされているのです。

飲食業の本質的な長時間拘束、安月給という、つかれたくはない問題点から目をそむけさせるような誘導がなされているわけです。

飲食店のマニュアルは作業オペレーションの問題点や、お店の売上をいかに伸ばしていくかといった問題点にしか行き着かないようになっている。

そして周到にも、その問題点に対しての答えもあらかじめ用意されている。

誘導尋問のような形式にすることで、長時間拘束や安月給といった問題点からそれるようにマニュアルに仕込みが入っているのです。

きつい仕事という印象が薄れるように、知らず知らずのうちに洗脳されているとも言い換えられますね。

姑息な経営者ほど、こういった能力に長けているから厄介です。

経営陣は自分らに不利な情報は開示しない

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これは飲食店でも、経営者側に登っていくと非常によく分かります。

報連相を徹底しろ!とのたまっている経営者ほど、自分に不利な情報は下の者に開示しないのです。

特に会社の経理事情を把握されるような情報や、お金を使うことでの解決策などはほぼ一切開示しません。

またそのような部分を下の者から追求されることを非常に嫌がりもします。

例えば、店長であれば毎月お店の売上予算を立てるのが普通です。

ここで、毎月のランニングコストとしてお店に固定費が振り分けられます。

月次売上500万のお店なら200万が固定費といった案配です。

そして経営者が悪どいお店ほど、この固定費の内訳が開示されません。

そこを尋ねても、

「色々な諸経費が入り組んでいるから、一概に言い切れない」

などとかわされるのがオチです。

またあからさまな設備の不備でオペレーションに無理が生じているとします。

その時に、最新の設備の導入の提案など進言しても、こういった意見には経営者は耳を貸しません。

様々な業者とやり取りしていて、設備の知識に長けているのにです。

要は最新の設備など導入したらコストがかかってしまうから。

表向きは、

「君たちのチーム力と人間力なら十分に乗り切れるよ!」

とか言います。

しかし、

そんなオペレーションの無理なんぞは、お前らの努力でカバーしろ。俺にコストかけさせんな」

とでも言いたいところなのでしょうね。

不利な情報は開示せずに、社員を手駒のように扱う飲食業。

そりゃあ、きついわけだ。

最後に

飲食業がきつい仕事ランキングに上位する理由を述べてきました。

結局のところ、こういった経営者の闇、の部分にも気づいていない人はかなり多い。

というのも、飲食業は現場を回すことに多忙過ぎて、日々をこなすことが精一杯のため、本質的な部分に目がいかないのです。

また経営者側が本質的な事に目がいかないように、現場が多忙になるように演出を凝らしている事が拍車をかけてもいるのです。

もしこのブログを読んで、なんとなく思いあたるフシがある人。

そう言われりゃ、あの言動は不自然だな。

こんな疑問点にぶち当たった方。

一度、冷静に立ち返ってよく見てみて下さい。

お店の都合のいいように操られているという現実に気付かされるでしょう。経営陣の腹の中が真っ黒なことに気づくでしょう。

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この記事が読者様の行動のきっかけになれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。