飲食店 ブラック 理由

飲食店を辞めたい人へ!

もと30代飲食店社員が送る飲食店の詳細を語ったブログ!

飲食業がブラックと言われる最高の由縁4つを大暴露!

読了までの目安時間:約 14分

 

「365日24時間死ぬまで働け」

 

かの有名なワタミグループ元会長の渡邉美樹氏が吐いた、ブラックを象徴する言葉です。

 

ビジネスマインドを構築するための考え方としては決して間違ってはいないでしょう。メンタル面のタフさは仕事をする上で重要ですので。

 

しかし実際に法律を無視して、それを実行しちゃダメですよ。

 

飲食店のような軽作業がメイン(とみられがち)な職場で死者をだしていてはブラック企業のレッテルは貼られ続けます。

 

「飲食業がブラックと言われる最高の由縁」語ります!

 

 

 

狂った研修で洗脳させる

 

上記は餃子の王将の研修風景です。有名な動画なのでご存知の方も多いかもしれませんね。

 

飲食業を知らない他業種の人からすると異様な光景のように映るかもしれませんが、こういった研修は結構一般的に行われています。

 

しかしながら異常です。ある意味狂っています

 

店長・社員のモチベーションを上げるためにやっているように見受けられますが、実はこれ別の真の意図があります。

 

 

 

それは思考の遮断・洗脳です

 

 

 

軍隊のような規律正しく過酷な研修を施すことで、まず第1に囲い込む部分が

 

 

お前らは末端の社員。反論することは許されないし言われたことを遂行するのみ

 

この部分です。

 

最初はおかしな研修のように感じている社員も幹部や社長の目が「マジ」なのを受け取り、段々と受け入れていってしまう。

 

研修でテンションが上がりきった状態で、一緒に研修を共にした幹部(軍曹)から激励の言葉を投げられると、いよいよ俺も頑張るぞと奮起してしまう。

 

いや、シナリオにそった形で自動的に奮起させられてしまうのです。

 

こうなるとブラック企業の飲食店が振りかざす異常な価値観や考え方が、正当なものだと刷り込まれていってしまうのです。

 

既存の正常の価値観がむしろ「おかしいもの」ぐらいに追いやられてしまい、飲食の狂った思考が通常のもののようにすり替わっていく。

 

その上、現場に戻れば長時間拘束、休日無しというダブルパンチで外部との交流が遮断され逃げ道も失っていく・・・。

 

 

 

寮完備で拘束時間を増やし、縛り付ける

飲食店の拘束時間は長いです。それこそ13時間15時間は当たり前。

 

営業時間も終電を過ぎてしまう時間までオープンしているお店も多いため、寮や社宅を完備している会社も多い。

 

「〇〇君も通勤大変だから、そろそろ寮に入ろうか」

 

上司からこんな言葉を投げかけられる事も珍しくない。

 

寮費も月額3万とか格安で入れるパターンも多く、ちょと得だしひとり暮らしできる楽しさなんかを考えて社宅に入ってしまう人は結構いる。

 

一見すると従業員の事を配慮し優れた福利厚生のようにも見えますが、

 

 

実はこれ、全く別の思惑があります。

 

 

一人暮らしをして、お店の近くに住むということは、

 

 

・終電で帰る必要がないので更に長時間引っ張れる

 

・親元を引き離せば、おかしな価値観に注意をしてくれる人がいなくなる

 

・入寮の契約書を書かせ罰則を設け退職しずらくする 

 

 

こういった事を意味します。

 

自転車や歩いて帰れる距離に住むという事は、夜中の2時3時まで社員を引っ張れるという事と同義。また休日でも何か不測の事態が生じた時に呼び出すのにも便利です。

 

近くに住んでいる事を理由に、バイトの急な欠勤にも対応させることもできる。

 

親元を離れる事で、長時間労働や3週間連勤していても心配して声をかけてくれる人もいなくなります。誰も異変に気づかないという環境に陥ります。

 

また入寮する際にも契約書をかかせ、1年未満で退職したら物件手配にかかったコストを全額支払わせるなどの内容を盛り込み、辞めたくても切り出せないような心情に落としこむ。

 

縛り付けるだけ縛り付けといて、辞めるなら金払え!とでも言わん態度。

 

 

ブラックな飲食業がよくやる代表的な手口です

 

 

 

 

 

従業員の真面目さを逆手にとって悪利用する

 

 

冒頭の渡邉美樹氏の文言を受けて、真面目に業務に取り組んだ結果、ワタミではかけがえのない命を失った人がいます。

 

死ぬまで働けが紙面上の言葉ではなく本当に命を落としてしまいました。

 

 

しかしなぜこんな事が起きるのか?

 

実はこんな誇張された表現の裏にも、飲食業のブラックたる由縁が潜んでいるのです。

 

 

ご自身・周りも含めてだと思いますが、、日本人は真面目で忍耐強い人が多い。

 

軍隊のような研修に耐え、365日24時間働けと言われれば、本当に限界までその覚悟で勤め会社の意向にそった働きを示す人は実に多いのです

 

「大変でもきつくても愚痴を吐かずに頑張る」という価値観を会社から執拗に教育として刷り込まれれば、それに答えようと頑張ってしまう日本人は多いのではないでしょうか?

 

 

なぜなら日本人は基本的に幼少期から、忠実で真面目に生きる事が美徳かのような教育がなされている。

 

突出した態度や奇抜な発想は、仲間はずれにされるので、自分が多少大変でも全体が丸く収まるのが一般的な生き方だ。といった感じの教育を受ける。

 

 

オーナー幹部はある意味卑怯だと思います。こういった日本人の気骨ある性質を分かった上で、無理な労働環境を強いているのだから。

 

ブラック企業の社長の中には、

 

「休みたいなら辞めればいい。社員全員が休日返上で働くから会社は成長できるし給料も上がる。」

 

こんな事を吐き捨てる経営者もいます。

 

 

???

 

 

本当にそうでしょうか?

 

 

 

客観的に考えて、これは本末転倒な言い分とも捉えられますよ。

 

社員全員が休日を返上しないと会社が成長せず給料も上がらないのだとすれば、それは単純に経営者が無能なだけではないでしょうか?

 

自分には打つ手が無いから社員の労働力を買い叩いてでも経営しないと会社が回らない。

 

 

労働法規を無視しなければ経営が立ち行かない事を理由に、自分らに都合のいい価値観を植え付け、低コストで社員を使い回すための発言にしか思えない。

 

これを卑怯と呼ばずに何と呼ぶのか?

 

 

飲食業はキツ過ぎ。その責任は経営陣にあり

 

 

仲間・家族という虚構のレトリックで偽善する

飲食店で働いていてよく耳にするのが、

 

 

・俺達は仲間

 

・社員は家族

 

・チーム〇〇

 

 

こんなキャッチコピーです。

 

家族や仲間といったキーワードはブラック企業の経営者が好んで使うレトリックの一つと言われます。

 

理由はいたって単純で虚構の「家族」や「仲間」を演じることで、自分らに都合の良い無理難題を押し付ける事が可能になるからです。

 

 

「大変なのはお前だけじゃないんだ。仲間もみんな頑張っている」

 

「そんな考え方をしているのは君だけだぞ、チームとして考え方を合わせろ」

 

 

こんな事をシーンに応じて巧みに使い分けます。

 

「家族」や「仲間」といったワードは「一体感」「愛情」こんな連想を思い起こさせやすい。

 

そのため「裏切りづらい」「諦めるのはダメな奴」、こんな感情を彷彿させてしまうのです。

 

 

家族・仲間という健全なイメージの強いワードを全面的に出していけば、

 

 

・こき使う⇒助けあう

 

 

・パワハラ⇒教育

 

にすり替わってしまうのです。

 

 

最後に

 

飲食店がブラック企業と言われる理由についてを自分なりにまとめてみました。

 

よくなぜこんな記事を書くのかといった質問を受けることがあります。

 

それは一言で言ってしまえば飲食業界の劣悪な労働環境を知って貰いたいに尽きます。

 

 

さらに言えば、ブラックで違法な飲食店はこの世からなくなってほしい。こうも本気で考えています。

 

 

その最たる手段は、「辞めること」だと断言できます。

 

 

結局、ブラック飲食店がなくならない最大の理由は、働いている当事者がけなげにも間に合わせてしまうからです。

 

 

・本来3人で回すところを2人で乗り切ってしまう

・欠勤者がでれば、休日返上で自分が穴埋め

 

 

社員だから店長だからという謎の習慣から、体をはって何とかしてしまうからです。未熟な経営者ほど、そんなあなたに甘えてしまうのですね。

 

実はそういった姿勢は、問題を解決せずに先送りするだけで、なんら根本改善につながらないのです。結果、ブラックな店がのさばる。

 

ブラックな飲食店は今すぐに辞めること。

 

大胆な決断が、経営者に考えるキッカケを与え全体の改善につながる。

 

 

これだけ労働問題が取り上げられているのに、わざわざブラック企業で働いているのは大損ですよ。

 

 

 

それでもホワイトな飲食店を探す

 

 

飲食店はもうこりごり。他業種で職を探す

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブラック   コメント:7

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コメントは7件です

  1. sk より:

    初めまして。先週位からこのサイトをブックマークして読んでいる者です。この業界の闇の部分を世に広めてくれている方がいるとは感謝に絶えませんね(^^)d
    今月に新しい会社に入ったけどもう辞めてやりました!外資のホテル・シェ〇〇ンで、所謂「使い捨て型」の雇い方でしたね。従業員の事を「アソシエート」と呼ぶイタイ会社でした。
    研修の際教えられた社風・教訓等が殆ど横文字で且つ抽象的で何を教えられてるのか殆ど理解できず、モヤモヤと煙に巻かれた状態でした。
    それでも現場の人間は多少教育されてるのかと思ったら、返事もせず声の小さいコミュ障ばかりでした(厨房でボソボソ小声で呼びかけていたら話になりませんよね?)。
    メインの持ち場を与えるとの事でしたが、初日から誰も付いてくれず何も教えてもらえず、何か仕事が無いか尋ねても返事もしません。新戦力になるであろう新たな仲間を何だと思っているのでしょう?
    包丁人は「見て覚えろ」の世界ですがそれ以前の問題でしたし、半日以上居ても休憩が殆どゼロという現状でした。それでも勤務日報には「(規定の)1時間休んだと書け」と“みなし休憩”を記すよう暗黙の内に強いられている現場でした。
    私も色んな職場を渡って怒鳴る事もシバかれる事も慣れていましたが、ほったらかし系という仕打ちは初めてです。
    社のスローガンでご立派な物を掲げていても、今回の現場では人を育成する環境、いやその下地すら出来ていなかったと感じましたね。

    こんな何年勤めても薄給な底辺職はもう懲り懲りです。着ている仕事着は“白衣”であっても調理師が劣悪なブルーカラー職であるという認識はもっと広める必要性があると改めて痛感しました。

    いささか長くなりましたがジョリーさんの記事を拝見し、この仕事を辞めた事で大変スッキリしました。今はこの職から足を洗うべく、財務会計系の難しい資格に挑んでいます!
    私が見てきた業界の実情と飲食の暗部を示したこのサイトの事は同様に悩み苦しんでいる人々に浸透させていこうと思います。

    有り難うございました。

    • jolly より:

      sk様コメントありがとうございます。ジョリーです。

      「アソシエート」ですが。ちゃんとした認識で使用しているならまだしもですが、文章から察するに、社員をていよく使いまわすためにそう呼んでいるようなニュアンスですね。

      ブラック企業ほどやたら「仲間」とか「メイト」とかいったワードを巧みに使用しますからね。

      やはり飲食業界の現場の環境はどこも酷いの一言のようです。経営陣の理念だけが先行してしまい、肝心な現場の教育や待遇、労働環境が全く追い付いていないのが実情なのでしょう。

      経営陣はもっと現場の環境を深く理解し、実際に然るべき行動をとっていかない限り、飲食業は「他にやりたい仕事が無いからやる」「簡単に入社できるから」という人しか集まらないと感じます。

      今回、sk様は飲食業での過酷な経験から一転し、新しい業種へ門戸を叩くべく勉強に取り組まれているようですね。こんな経験はもうウンザリだといったネガティブな感情は、時として物凄い原動力になると思っていますので、是非この力を利用し資格取得に向けて頑張って下さい。

  2. RR より:

    私は今、飲食店でバイトをしているんですが、理由があり取るはずだった免許が取れなくて店長に怒られました。
    その日入っていたシフトは今から他の人に連絡して代われと言われました。
    免許が取れないからって自転車で
    配達に行かせるのはどうかと思います。
    もうどうしたらいいかわかりません
    なにかいいかアドバイスはありますか?

    • jolly より:

      RR様始めまして。jollyです。

      配送の仕事を兼ねた飲食店ということはビザ屋か宅配弁当といったところでしょうか?

      この文面からだけで判断しアドバイスするのは難しいですが、おそらく店長は色々な要因が重なって(疲労・人手不足・売上不振)こういった行動に出たのかもしれませんね。

      感情にかこつけてこういった行動に出ているのであれば許せる行為ではありまんよね。

      色々な事情があるとは思いますが、一度、改めた場でゆっくりと話し合ってみてはいかがでしょうか?

      意外な本音が確認しあえるかもしれませんよ。

      もしそれでも理不尽な言動を取られるようなら、他のバイトを探すのも手だと思います。

  3. kiki より:

    息子が地方にあるリゾートホテルの調理の仕事に春から就いています。就職する前からブラック企業らしいとは思っていましたがこれほどとは思いませんでした。

    8月にはいってから3日に一度休んだだけで、あとはずっと働きっぱなし。朝5時から10時までと夕方4時から夜10時までが基本時間ですが、今は昼は12時近くまで働き、仕事が遅いからと昼の休みも削られ、夜は11時近くまで。息子は疲れきって風呂にも入れずトイレもできず、買い物にも行けず。寮に入っていますが壁が薄く電話は筒抜け。

    退職したくても受理してもらえないという同期社員の話を聞いて、言うこともできず。なんと夜逃げする人が何人もいるそうです。それだけはやめておけといいましたが、退職届を出せば法的には2週間で契約解除になるはずです。

    これがどこのホテルでも同じ状況ならホテル業界に希望はありませんね。

    • jolly より:

      kiki様コメント頂き誠にありがとうございます。
      リゾートホテルでの仕事の場合、シーズン中になると1ヶ月の休みが一日も無いなどの話はよく聞きます。

      またランチ営業が無い影響で、モーニングとディナーのみとなりますが、繁忙期には途中の「中抜け」さえもままならず生活が不規則になりがちなんですよね。

      もし、繁忙期以外の月にも、コメントのようなブラックな環境が抜け出せないようであれば一刻も早く、今の職場を退職することをご検討下さい。

      ここは冷静に考えて頂きたいです。

      「退職したくても受理してもらえないという同期社員」
      「夜逃げする人が何人もいる」

      この環境は正常かどうかを。

  4. m より:

    王将ほどではないですが、文中に使っているキャッチコピー。

    「家族」

    耳にタコが出来るくらい、オーナーは使ってましたm(__)m
    名前は出しますね。

    店は大阪カレー鍋、☓☓☓です。

    社員研修中という肩書きで、1年2ヵ月働きましたが、強引に辞めました。

    労働契約書もなく、12時間働いて時給500円。
    明細も給料いくらだけ書いて、内訳も何も書いてませんでした。

    あとお金の事に関しては、売上金185100円がなくなり、罵声を浴びせられ、立て替えるはめに(T_T)

    給料の遅れもありました。

    その他にも、
    「お前は仕事出来へんねんから、大声出しとけ」
    「アスペルガーやねんから」
    と言われました。

    酷すぎますね…
    これぐらいにしておきます。

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